一日中 音楽

声楽のレッスンを始めると、時間を忘れてしまう。ハープで弾き歌いのレッスンもする。近く、お客さまに聴いて頂くコンサートがあるのだ。ほっと一息のティータイムは、楽譜の模様のお皿にピアノの形のチョコレートをふた粒、四つ葉のクローバーを飾って

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パソコンの前に座って文章を書くことも日常だ。殆どが声楽をテーマとする。ピアノとパソコンの間を行ったり来たり、鍵盤を弾いて、キーボードを叩いて…時間になったら切り替えてごはんを作る。家にいる日は、これらの当たり前のことの繰り返しだ。「ルーティンワーク」とは好きな言葉だ。

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気分転換には公園の散歩。そして、お気に入りの木陰でフジコ・ヘミングの「パリ音楽散歩」を読む。めったに本は買わなくなったが、最近 大人買いした本が3冊。これは、音楽する心のおやつ。
「徹底してお金を使わないフランス人から学んだ 本当の贅沢
「英国レディの世界」
「紅茶 世界のティータイム」

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四つ葉が前庭でいっぱい咲き出した。そろそろ初夏。散歩の途中に、藤の花房が下がっているのを見つけた。明日はハルカス、明後日は奈良・京都のサロンへ出講。レッスンを楽しみにして下さってる生徒さん方、美声と美容と健康のために歌いましょう♪

風が桜の花びらを散らす・。・。

桜満開の季節を迎えた。古巣「混声合唱団・陽」は、院を巣立ってにわかに生活のペースが変わった私を、ボイストレーナーという席はそのままにして待ってくれている。せめてものお手伝いとして、今年5月開催「4´th コンサート」に、「心の四季」で歌声参加させていただく予定だ。

❀~♪~❀~♪~❀~♪~❀

心の四季より「風が」高田三郎

風が 桜の花びらを散らす 
春が それだけよわまってくる 
ひとひらひとひら 舞い落ちるたびに 
人は 見えない時間にふかれている


独唱とは違い、合唱曲には、自分の声を生かしつつハーモニーを奏でる面白さがある。人声の波動が心地良い。指揮者がモットーとする団の合言葉に「one for all , all for one」がある。元をたどればラグビーの精神で、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という意味だ。

息をするのと同じように、歌うことがやはり好きだと再確認している。自分から歌うことを取ったら何も残らない。声楽の恩師である故・嘉納愛子先生は「どんな場でも、全身全霊で歌いなさい。どこでどんな人が見てくれているかわかりませんよ」とおっしゃった。たとえリンゴ箱の上が舞台だとしても、それが、声楽人生の次の扉を開く可能性のあることを教えてくださったのだ。

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桜並木が、我が家から仁徳御陵古墳へ続いている。この季節、「花曇り」の日や、「花散しの雨」の降る日、「桜吹雪」が舞う日など、桜の木立を徘徊して過ごす。ハルカスで音楽指導をした日の暮れなずむ帰り道、満開の桜の木の下にたたずむと、幽玄の世界に吸い込まれ、上気した心が鎮まる。あくる朝にはまた「落花の雪」を踏みしめて京都・奈良へと歌唱指導に出かける。桜は季節の慣わしとなり、暮らしに溶け込んで久しい。

初夏の頃には、ご依頼をいただいた奈良の小さくて可愛い郵便博物館での本番を控えている。「心の四季」の2番以降はこんな歌詞だ。

光が ぶどうの丸いほほをみがく 
夏が それだけ輝きをます 
うちに ゆかしい味わいをたたえ
人は 見えない時間にみがかれている

雨が いちょうの金の葉を落とす 
秋が それだけすきとおってくる 
うすいレースの糸をぬかれて
人は 見えない時間にみがかれている

雪が すべてをまっしろにつつむ
冬が それだけよごれやすくなる
よごれを つつもうとまた雪がふる 
私は見えない時間につつまれている
 

この「心の四季」は、桜の春から始まり、夏に葡萄、秋は銀杏、冬には雪を歌う。青春の頃に声楽を志した。人生の朱夏、白秋を経て、玄冬へ…今の年代だからこそできる表現と芸術性に、ちょっとは成長してるかなとも思うけれど、まだまだだ。歌の心を支える技術を磨くためにも、さらにレッスンしなくっちゃである。ホントに面白いのだ、レッスンすることが。

夢の実現♪

あれは、社会人として巣立った長男とウキウキ デートした日のことでした。今を去ること2年前…。デートするなら、やっぱテリトリーのハルカスよねと、付き合ってくれる長男に感謝しつつ、一緒に美味しいものを食べたのでした。

「あれ?こんなものがある…」17階の企業フロアで、なにげに会社や大学のネームプレートを見ていた長男が、大阪健康福祉短大の名札を見つけたのでした。

「うわ~、キャンパスフロアに健康関連の大学サテライトがきたんや~。ママ、掃除のおばちゃんでいいから雇ってもらいたいわぁ」当時、健康科学専攻の院生だった私は、半ば本気の冗談を言いました。そして月日はたち、私は院を修了。

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(会場:アバンスペース)

26日、その大学サテライト「健福ハルカス大学」が開校しました。理事長の挨拶に続き、岡本学長が、時代の潮流をひもとく講演をしました。タイトルは「零(こぼ)した雫(しずく)が大河になる~人類 淨進化(じょうしんか)の潮の目の栓を抜く~」。ハルカスからの情報発信が、ユーチューブで世界に同時配信され、時代も進んだものです。

hqdefault[3] (時折、笑いも…)

学長のお声かけで私は、講演のボイスBGMをつとめさせていただきました。ピアノはSさん、Mさん・Yさんとハーモニーで音の空間をつくりました。文部科学省への提出書類「健福ハルカス大学」講師陣推薦リストに私の名も載せてくださって感謝です。掃除のおばちゃんでいいから、ハルカスの健康関連の大学にたずさわりたい…これが願った以上のものとなったのです。

IMG_20170323_194044.jpg (紀要と抜き刷り)

夢の実現を支えたものは、院修了後も、完成へ歩を進めた研究の継続でした。先日には、学会発表後に大幅に加筆修正した論文が掲載された「紀要」が届きました。大阪教育大学 人間科学講座 発達人間福祉学 論叢です。ようやくここまで来たと感慨深く、教授陣に混じっての論文は畏れ多いけれど、本当に嬉しい。業績を積むとはこのことを言うのでしょう。

先生方のお導きと周囲の方々の力添え以外の何ものでもありません。しかし、舞台演奏しか知らない声楽家なぞという門外漢も、蟻の一歩を止めなければ夢に近づくと、体験を通して感じます。論文要旨は、出身音大の同窓会「沙羅の木会」HPのご好意で、紹介いただいています。左欄にリンクしているので、興味ある方はご覧下さい。

さて、本分の「声楽」。新講座のパンフレットも出来上がりました。8階スタジオと23階キャンパスフロアが相乗効果となって、ハルカスは、私にとっての本格的な声楽発信の拠点となりました。

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声楽芸術を核に、これからも丁寧に歩を進めてゆこうと思います。修論追いこみの頃に生まれた孫が、よちよち歩くようになりました。歩くのが大好きな子で「きゃっきゃっ」笑ってホントに嬉しそう。パパとなった次男の大きな靴に守られたちっちゃな靴を見るたび、口元がほころんでしまいます。

「歩こう歩こう 私は元気~♪ 歩くの大好き どんどん行こう~♪」進めば先に、また何かいいことあるかな…

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春のニュースレター♪

図書館からの帰り道、通りすがりの家の庭先に咲くミモザを見つけました。この花が咲くと、UCSFへと登るサンフランシスコの坂道を思い出します。あふれるようにたまご色の花が咲いていました。イースターももうすぐです。

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春のニュースです。個人的なものも含め、まとめてぜーんぶお知らせします。


ママとグランマのための声磨き「歌の花束 & 音の絵本」新設講座がスタートしました。ベビーやキッズに歌ってあげたい「名曲」の数々、ハルカス8Fこどもフロアより発信です。「まなぼスタジオ」は、歌声がとってもよく響きます。壁や天井の残響が絶妙で、なんだか歌が上手くなったように感じられるスタジオなんです。よろしければのぞいてみてくださいね ♪♪♪


秘かに発足していたハルカスの個人レッスンが、予約の取れない「パーソナルレッスン」となりました。「予約の取れない…」なんて大きく出ましたが、ウフフ、予約はすぐ取れます。けれど、半年先くらいまで埋まっていて、辛抱強くお待ちくださる方には心より感謝。個人レッスンともなると、身は一つ、全てに対応しきれないのがつらいところです。もうしばらく待ってて下さいねm(__)m  ♪♪♪


カリグラフィーの先生と、郵便名柄館でのコラボの日取りが6月4日(日)に決定。以下のような案ができました。郵便館と打合せの上、詳細は追ってお知らせします。
1.ギャラリー(カリグラフィー個展)
2.ハープで歌うミニコンサート
3.お菓子とテガミコーヒー(切手付) 
4.ワークショップ(カリグラフィーの文字でハガキを書く)

カリグラフィーの先生は、クレタケ・ペンの本の監修をしたり、NHKやホテルで教えていたり、優しそうなのにすごい方なんです!

IMG_20161103_132648_20170317002826d85.jpg(書いたハガキをポストへ投函してもステキ)


合唱団の合宿(後半)に参加しました。院以降、忙しくなりましたが、ボイストレーナーの席はそのままに、フラリと舞い戻っても迎えてくれるあったかいホームのような団です。高校ではNHK全国大会に出た実力の合唱部。春まだ浅き早春の木立・エメラルド色の池・空と白い雲といった大自然の中でハーモニーを紡ぎ出して、贅沢な時間が過ごせました。団員の皆さま、有難うございました。

imagesKTK6XUR8.jpg(かつらぎの森で合宿)


後輩の修士論文発表会を聞きに行ってきました。私達の発表会と謝恩会からも一年。会場に懐かしい顔ぶれを見つけ、思わず駆け寄りハグしました。一年前、感動で泣いて別れたんだっけ。同じ時を過ごした同志の絆は変わることなく強固でした。後輩の立派な成長に拍手、教授陣にもお会いできました。音楽畑とはまた異なるフィールドに、確かな位置を占めることができたと、実感できた一日となりました。


大阪健康福祉短期大学サテライト「ハルカスアバンスペース」で、健福ハルカス大学が開学するのはお知らせした通りです。岡本定男学長の講座で歌声のBGMを担当して、オープニングセレモニーを飾らせていただきます。興味ある方はお申し込みの上、ぜひ越しくださいませ。 こちらをクリックすると申込みチラシが出てきます。 ♪♪♪

ハルカスで春の学びを!


大阪健康福祉短期大学サテライト「ハルカスアバンスペース」で、健福ハルカス大学が開学します。オープニングセレモニーを飾り、岡本定男学長が講座を担当します。前にお知らせした記事が本格始動です!

3月26日(日)13:00~16:00 ハルカス23Fキャンパスフロア
[参加費ワンコイン(500円)]
会場はこちら ハルカスアバンスペース
 
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学長の講座タイトルは、零(こぼ)雫(しずく)が大河になる~「人類 淨進化(じょうしんか)」の潮の目の栓を抜くです 。興味深いお話の後は学長を囲んで語り合おう!

詳しくはこちらをクリック 健福ハルカス大学講座

さてさて、弥生三月はひなまつり。あたたかい日などは、お気に入りの公園のマイデスク(?!)で勉強です。小ビンに詰めたインスタントコーヒーとポットの湯で飲み物を作り、おひな様の小袋にはお菓子を。

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最近、器楽にもベルカント奏法があるのを知り、ビックリ仰天。ベルカントと言えば声楽ですが、これにヒントを得た器楽の歌わせ方がベルカント奏法で、その最たるものは「ショパンの演奏法」なんですって。ショパンが活動の場とした「サロン」から、パリの音楽文化へと興味の対象も広がります。

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本以外にも「論文」を読むのが習慣になりました。昨年の今頃といえば、ちょうど、修士論文発表会で研究成果を報告していました。あれから一年…学会発表や論叢執筆、さらには、今までの声楽レッスン法をシンプルで効果有るメソッドに作成と、自分なりの研究を続けています。今日は、後輩の修論発表の応援に行きます。

たくさんの方々のお力を借りながら、院修了後の一年間を過ごしました。決してひとりの力で成し得る業績などないことを痛感します。こうして音楽と声楽の道を歩み続けているといつの間にか、自分の音楽拠点でもある「ハルカス」がご縁となり、大学のサテライト関連の企画にたずさわるようにもなりました。

大阪健康福祉短期大学の「健福ハルカス大学」がまた、人と人をつなぐステキな出会いの場となればと思います。天空のハルカスで学びの春を過ごしましょう…(人数に制限があるため申込〆切の節はご容赦下さいませ)
プロフィール

Diva

Author:Diva
声楽家 ソプラノ歌手
健康科学(歌唱)研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座担当


♪******♪******♪


声楽とは
歌声を楽しむこと

花束の香りを
かぐように息を吸い
花びらの音符を
ちりばめて
歌いましょう♪

クラシック歌唱は
心身を健やかに導く…
そんな研究を
アカデミックに
発信しています

かつて暮らした街
サンフランシスコの
思い出とともに、
歌が紡ぐ日々の暮らしを
エッセイ風に綴ります

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