揺れた大阪、翌日のレッスンから・・・

 今日は、ボイストレーニング受講生がお子さん連れでいらした。このお嬢ちゃんの学校は震源地に近い枚方市だ。被害が大きく今日も休校なのだという。地震の当日、学校に着いて校庭で遊ぼうと運動場に出た時に揺れたらしい。図書館の本はグチャグチャで蛍光灯も落ちたとのこと。レッスンに同行した彼女は、ママのきれいな歌声に拍手を送っていた。

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 ボイストレーニング受講生のも一人のお嬢ちゃんは、たまたま所用で電車には乗らず、車内に閉じ込められるのをまぬがれた。付き添いのおばあちゃまは、阪神淡路大震災よりは揺れが少なかったと言っていた。大阪に住まうサロン生は多く、阪神淡路の時と比べて揺れの強弱を感じておられたようだ。

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 著書の「シンプル声楽法」を冠したクラスを立ち上げて、レッスンは既に始まっている。今日は、震災のあくる日なので、本の「おわりに(あとがき)」を読んでもらった。ここでは、健康発声の原点について触れている。阪神大震災のガレキの中で「赤とんぼ」を歌って救出を待った夫婦のエピソードを通して、究極の状況で「歌」が生命に灯を燈したことを伝えた。

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 歌うことで東北の大津波を乗り切った小学生たちがいた。歌うことで濁流にのまれたバスの屋根で生命をつないだ高齢者がいた。賛美歌を歌うことで台風の大洪水を切り抜けた女学生がいた。こんな例は枚挙にいとまが無い。

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 よろしければ、出版社さんが書いてくださった記事をご覧ください。クリックすると記事に飛びます→「赤とんぼ」励みに耐えた夫婦神戸忘れ難く非難所へ(23年前の新聞記事より)

併せて、阪神大震災で歌われた「赤とんぼ」から「歌唱と生命」に展開させた論文もお知りおき頂ければ幸いです。クリックすると論文サイトにとびます→山田耕筰作曲「赤とんぼ」をテーマに声楽歌唱と心身健康の接点を探る

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 大阪北部のライフラインが早く復旧しますよう祈りつつ、こちらでできる声楽活動をと、阪神淡路を起点とした生命を健やかに維持する歌唱指導を続けてまいります。


プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
山田耕筰の孫弟子
声楽の健康科学 研究者


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・109才まで現役指導者
 故 嘉納愛子氏に師事


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院[4年制音大]
にて研鑽を積む


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


ハルカスを拠点として、マスメディア・デパート・大学関連講座の講師をつとめています


●読売新聞大阪本社・讀賣TVを運営母体とする文化センター講師


●ハルカス近鉄本店 文化サロン他 講師


●大阪健康福祉短期大学
健福ハルカス大学 講師


声楽を軸に、歌う日々やサンフランシスコ暮らしの懐古をエッセイ風に綴ります。

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