健康寿命…ひしひし感じる社会の胎動

オファーをいただきました。


松原市が「健康・学び・交流づくり」を目的とした施設をつくりました(市のHPはこちら→♪♪♪)

運営は、スポーツのミズノが受諾しています(ミズノのHPはこちら→♪♪♪)

ミズノは、スポーツのみならず、カルチャーとの協業という初の試みを実施します。

そこに、「ボイストレーニング講座」へのオファーをいただいたという訳です。


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 ここに入るソフトは「健康・学び・交流づくり」をテーマとします。子どもと親や祖父母が交流する場所があります。子どもから大人まで楽しめるスポーツとカルチャーの講座が用意され、からだと脳をトレーニングする拠点となるでしょう。 


 思うに、この施設は、以前までよくあった税金の無駄使いの「箱もの」建設ではない。アクティブシニアの利用だけをあげても、心身の健やかな保持は、かかる医療や介護負担の莫大な経費削減につながって、市にとってのメリットも大きいことでしょう。少子高齢化対策や地域活性が、この施設の究極の目的だと思うのです。


 こんな公の方向性とも重なる、もうひとつの民間の動きを、最近聞きました。さびれにさびれたニュータウンの水面下のレアな話です。サロンの生徒さんが教えてくれました。やがて来る町の超高齢化を見据え、今、リタイア後の人たちが横に手をつなぎ始めてすごいらしい。


 大学教授あり、クラシックの音楽家あり… それぞれの専門家がそれぞれの専門性を、住む地域に還元しているのだそうです。例えば、自宅を開放して合唱を。ランチを楽しみながら英会話を。文化・運動・教養の諸々を、人生のひと仕事を終えて空いた時間、ボランティアに活かしているのです。(私もアメリカ暮らしの際、こんなボランティアのスタイルの恩恵に、たくさんあずかりました) 


 専門スキルを交換教授することによって、街全体は、カルチャーセンターやスポーツランドとなるではありませんか。人の身体機能や脳は活性化し、元気になって助け合い精神も生まれます。


 これら公と民の実態は、とりもなおさず、介護年齢を遠ざけ、健康寿命を延伸させる対策につながると思います。


 私は、アクティブシニアのための「声楽の健康効果」を研究して論文にまとめました。その内容は、治療と癒しの音楽療法を目的としませんでした。歌好きアクティブシニアは、声楽でより健やかに… データ分析の根拠をもって、社会へさきがけて提唱した研究結果と示唆は、公と企業が目指し民間が実践する実態とも合致してきています。超高齢化社会の課題である「健康寿命の延伸」に、声楽歌唱が役立てられると、再度、確認できた次第です。


 今までは、ビッグなオファーがあればただただ嬉しいだけでした。けれど、今回の松原テラス(輝)のオフォーには、声楽を活かす社会的意義をよく理解したうえで、ミッションをもってお応えできるようになりました。これは、院生となる前と後の大きな違いでもあります。


 6月は梅雨の季節。先日は、奈良・京都のサロンへの出講日でした。四天王寺を抜ける際、突然、ホラ貝の音が「プォー」と響き…。修験道かはたまた山伏か、全国から集結したかのように行列して、山門をくぐってゆきました。お寺の庭のアジサイが綺麗です。

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プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
声楽の健康科学 研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座 講師

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