演奏報告2題

 緩和ケアの「ホスピタル・コンサート」をさせて頂きました。学生時代の旧友が一緒に演奏をと声をかけてくれたのです。彼女の提案でJ.S.バッハの平均律一番・アヴェ マリア(C.グノー)を歌いました。彼女のご主人は元同志社大学グリークラブ。仲間と結成した男声カルテットワイルド・ローバーズとの共演でした。

共演 

 いい具合に年を重ねたステキなおじさま方のハモりは、入院患者さんを喜ばせました。エンディングでは「見上げてごらん夜の星を」を合唱。「ソロのように歌って下さい、僕たちバックでハモりますから」とのことでしたが、本番はやっぱり歌声は溶け込ませて。
 
 
 緩和ケアのドクターが締め括りに「何か面白いことを言おうと思ったけれど、歌声を聴いたら何も言えなくなってしまいました」と挨拶されました。初めて見た時、作業服姿で、療法士さんかと思うくらいに場に溶け込んおられる方です。緩和ケアに全身全霊で取り組み、命の現場と対峙する、なかなか男前の素晴らしい女医さんでした。

浅香山 (緩和ケアのJoy女医さん)

 管理栄養士さんの創作スイーツお月見団子(かぼちゃ味・抹茶味・白玉)は美味でした。緩和ケアの入院患者さんと、互いに生命の灯を燈したひととき、豊かに命を生ききることの意味を知る「お月見コンサート」となりました。

  
 あくる日は、シンポジウム「重文民家のいまとこれからを考える」を聞きに行きました。碓田智子教授よりのお誘いです。院に入学した時、教授の依頼で「重要文化財・伊佐家・秋の演奏会」を企画演奏しました。このご縁が続き、伊佐家ご当主の発表も聞けました。


 どちらかというと、可愛らしくお小さいとさえ思える碓田先生の何処にこんなパワーが潜んでいるのか驚くくらいに、ホールは参加者で埋め尽くされていました。伊佐家のご当主には、その節のお礼も伝えることができました。「チラッとですが、演奏会の様子も発表しますから」と言って頂き光栄。ほんの短時間でしたが、重要文化財という分野違いのシンポジウムで演奏の模様も伝えられ、異なる分野の研究に携わっていたのだと再認識した次第です。 

images[7] (伊佐家・燭台付きピアノ)

以上、2題、いつもと異なる演奏会報告でした♪
プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
山田耕筰の孫弟子
声楽の健康科学 研究者


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・109才まで現役指導者
 故 嘉納愛子氏に師事


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院[4年制音大]
にて研鑽を積む


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


ハルカスを拠点として、マスメディア・デパート・大学関連講座の講師をつとめています


●読売新聞大阪本社・讀賣TVを運営母体とする文化センター講師


●ハルカス近鉄本店 文化サロン他 講師


●大阪健康福祉短期大学
健福ハルカス大学 講師


声楽を軸に、歌う日々やサンフランシスコ暮らしの懐古をエッセイ風に綴ります。

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