リボン と レエス と 書き物

 書くことが少し一段落…少し余裕ができたのでリボンを整理した。包装についてくる綺麗なリボンはたいせつに箱にしまう。お嬢さんの趣味とたしなみだ。昔住んだサンフランシスコのオペラショップでは音符の模様のリボンも買ったっけ。これは今も宝物

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 リボンといえば「レエス」の美しい歌詞が出てくる曲を思い出す。合唱曲「心の四季」の秋の箇所「風が」だ。混声合唱団で歌ったとても好きな一節だ。

雨が いちょうの金の葉を落とす 
秋が それだけすきとおってくる 
うすいレースの糸をぬかれて
人は 見えない時間にみがかれている


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 少し時間ができたから、この間に大学の学長先生や教授からお借りした本を読んでしまおう。まことに興味深い本だ。

 
 読み歌うこと同様、書くことが昔から好きだった。歌に生活の中心軸を置いた「朱夏」の時代から「白秋」へと、人生の季節は移りゆく。まだまだ精神は「青春」だけれど、ある年齢からは、書くことも始めたいと思っていた。声楽と執筆、ライフワークと趣味の融合する「玄冬」が迎えられたら、心はそれなりに満ちることだろう。


 とりあえずは、論文で鍛えてもらった文筆力を駆使して、大学院健康科学が発行する「論叢」用原稿をおこさなければならない。ちょっとホッとできた期間だったが、これから新たな今秋の課題が待っている。発表の場が与えられて感謝だ。


話は変わるが、読書の秋…

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 森鴎外の娘、森茉莉さんの作品に「贅沢貧乏」がある。年齢を重ねてから生活に窮するが、貴族の精神はそのままに生涯書き続けられた。「貧乏サヴァラン」も好きな本だ。赤貧洗うような暮らしの中で、高貴な夢の翼をはばたかせ、精神の贅沢を楽しまれた。本の森に埋もれること…これが一番落ち着ける時間だ。ポケモンGOのごとく、私はあちこちの図書館や本屋さんに棲息する。


 おっと、目前には、緩和ケアのホスピタル・コンサートが控えていた。バッハの平均律1番「アヴェマリア(グノー)」をレッスンして磨いとかなくっちゃ。これとは別の曲だが、元同志社大グリーの男声カルテット「ワイルド・ローバーズ」が後ろでハモって下さるのだとか…楽しみだ。

プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
山田耕筰の孫弟子
声楽の健康科学 研究者


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・109才まで現役指導者
 故 嘉納愛子氏に師事


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院[4年制音大]
にて研鑽を積む


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


ハルカスを拠点として、マスメディア・デパート・大学関連講座の講師をつとめています


●読売新聞大阪本社・讀賣TVを運営母体とする文化センター講師


●ハルカス近鉄本店 文化サロン他 講師


●大阪健康福祉短期大学
健福ハルカス大学 講師


声楽を軸に、歌う日々やサンフランシスコ暮らしの懐古をエッセイ風に綴ります。

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