音楽の秋 美術の秋

 
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 母校の音大の友人と音合せをした。彼女の提案で、バッハの平均律1番「アヴェ・マリア」を演奏する。奏でられたピアノは心洗われるような音色で、本当によく勉強したのがわかる。彼女は「音楽学」を専攻し、ショパンの卒論を書いて卒業した。音大生の頃とは違い、今再び、音楽を語り合うと、底流の音楽性が同じなので格別の楽しさがある。ツーカーで曲作りは進んでいった。


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 彼女からのお誘いで、急に決まった「ホスピタル・コンサート」だ。緩和ケアの病棟ということで、安らぎと癒しを届ける演奏にしようと話し合った。かつて通院の方たち向けに病院で演奏をしたことはある。しかし今回のようなケースは初めてで、敬虔な気持ちで臨むつもりだが、等身大の演奏でね!とも話し合っている。

 
 9月に入って木々から舞い落ちる木の葉や、夕陽に伸びるシルエットに秋の訪れを感じる。京都サロンに合わせて、京都私立博物館で展覧会を見てきた。いつもは駆け足でゆっくりする間もない京都だが、今回は少し時間がとれた。平安神宮の派手な朱塗りも岡崎の地にあると思えば許してしまおう。この鳥居を北上すれば、父がよく話してくれた、思い出に親しく残る京大時代の下宿とと吉田山だもの…。


平安神宮 鳥居imagesDQA806B8.jpg京都市立美術館

 
 岡崎の疎水から南にのびるせせらぎを三条通りへ向かう。小さな川にかかる一本橋を渡って行く先は京都文化博物館。この日は全行程、ウォーキングだ。ここからまた京都駅ビルを目指す。

 
 駅ビルの真ん前に到着し、サロンでのレッスンを始める。曲目は「菩提樹」他だ。あまりにオーソドックスすぎて避けていたが、皆さん方からリクエストがあったので教材に取り上げた。クラシック、ドイツリートの王道で、皆さんも久しぶりに女学生の愛唱歌に取り組んで満足そう。終わると皆さん、柔らかい秋の夕陽の照る京の街に飛び出して行った。音楽の秋、美術の秋、芸術の秋が始まる。

 
プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
山田耕筰の孫弟子
声楽の健康科学 研究者


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・109才まで現役指導者
 故 嘉納愛子氏に師事


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院[4年制音大]
にて研鑽を積む


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


ハルカスを拠点として、マスメディア・デパート・大学関連講座の講師をつとめています


●読売新聞大阪本社・讀賣TVを運営母体とする文化センター講師


●ハルカス近鉄本店 文化サロン他 講師


●大阪健康福祉短期大学
健福ハルカス大学 講師


声楽を軸に、歌う日々やサンフランシスコ暮らしの懐古をエッセイ風に綴ります。

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