がんばろう、九州!

地震が相次ぐ九州にお住まいの方々に、
心よりのお見舞いを申し上げます。


あの阪神大震災を思い起こされるような光景が、TVで報道されています。「がんばろう神戸!」と大阪湾の向こうを祈るような気持ちで眺めたあの日が思い起こされます。大きな地震の後、さらに大きな地震がおこり、これが本震と発表されるケースはあまり聞いたことがありません。熊本に思いを馳せながら眠りにつき、夜中にふと目覚めました。九州の本震に関連し、遠く離れた堺でも深夜に、震度3の揺れがあったと翌朝の報道で知りました。

以下は、院修了時にアップした記事の一部です。

20年以上も前のことになりますが、私は新聞で、阪神大震災でガレキに埋もれながら、我が声楽の恩師の恩師「山田耕筰」作曲の『赤とんぼ』を歌い、周囲を励まし救出を待った女性がいたことを知りました。声楽一筋で来たけれど、芸術なんて、被災された方々に何の役に立つのだろうと無力感に陥ってた時に目に飛び込んできた記事でした。この新聞記事は、被災地での究極の状況において「歌は生命に灯を燈していた」ことを教えてくれました。

阪神大震災の折に報道された「究極の状況において命の灯を燈す歌声」が、以後の自分の人生の方向を示唆したことを書きました。

穏やかではあるけれど、やはり、地震の国 日本。どこにいても安全という保証がないのは、阪神大震災、東北の大津波などを経て、日本人の共通認識となって久しいです。日本のどこにいても、今やれることを地に足をしっかりつけて、踏ん張る以外ないと思えます。…ということで今回は、「声楽の健康効果」について少しだけ書きます。
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健康寿命とは、一生のうちで日常生活を支障なく送れる期間のことをいいます。何歳まで元気に暮らせるかの指標で、厚生労働省が国民生活基礎調査などをもとに算出しました。2013年時点の日本人の健康寿命は、男性が71.19歳、女性は74.21歳。平均寿命は男性80.21歳、86.61歳。その差は男性9.02歳、女性は12.40歳。この差の期間を要介護あるいは寝たきりで過ごすことになるのです。

声楽を始める際、先ず取り組むのは「発声」です。この発声練習は近年、「ボイストレーニング」という言葉でも広く知られるようになりました。文字通り「声の訓練」です。声楽は、身体を楽器に整える特性を持つため、大きく息を吸い、胸郭を開き、腹筋で声を支え、頭骨で共鳴させ、息をコントロールしながら歌います。正しい発声は、喉だけでなく、全身を使っています。歌唱は、心地よく歌いながら取り組める全身運動といえるでしょう。

人は誕生して「おぎゃー」と最初の息を吐き、最後に吐いて息をひきとります。息は「生きる」に通じ、長い息は「長生き」に通じるのです。このように、息を保持して音楽を奏でる声楽は、「生きる」ということと密接に結びつく。 健康と深くかかわる「歌」を生活に取り入れ、心身を健やかに保ちつつ暮らしましょう!
プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
声楽の健康科学 研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座 講師

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