全身全霊…魂の演奏♪

7月も下旬に入りましたが、院は月末まで授業です。音楽は、教授が「 7月の最終日も開講します 」と言って下さいました。大学生時代は休講が嬉しかったけど、社院生は吸収し変化できることが楽しい。どんな時も授業や研究にイソイソ出かけます♪
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先日の台風の日もイソイソ出かけ、みな事情で遅れて、たった一人で授業が始まりました。ほとんど個人レッスン状態です。チェリストの天才肌の教授に、歌劇トスカのアリア「歌に生き愛に生き」を聴いて頂くという光栄に浴しました。


チェリストのレッスンは、声楽家とは全く違う視点からのものです。声楽は身の内から発声しますが、チェロの演奏同様、体を楽器として外側から冷静にとらえ発声します。


「歌に生き愛に生き」のイタリア語「Vissi d'arte, vissi d'amore 」を、チェロの響きが空間を満たすイメージで発声して歌いました。
オペラの詠唱・アリアとはAria、英語ではAir。つまり空気の振動が空間を満たす意味なのです。声楽とは音の作り方が異なる感覚の貴重なレッスン…雨の日もまた楽し♪でした。


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台風の翌々日、ミレニアムホールでコンサートがあり、チェロの大木教授とピアノの田中名誉教授が演奏されました。あの台風の日の授業で「ショパンはピアノの詩人と言われますが、曲に取り組んで本当の意味がわかりました」と教授がお話しされたように、音が綴る無数の組合せが、音楽の言葉として会場を満たしました。


会場を満たす響きはレッスンの時のイメージをさらに超え、チェロとピアノ奏者が全身全霊で紡ぎだす「音楽の詩」となりました。みなが魂を奪われてしまいました。ピアノはベヒシュタイン、音で詩を紡ぐ楽器です。
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この日の午前中は堀教授の「生涯学習」の研究会に参加させて頂き、年齢を重ねた先にある学習は、精神と身体の融合であることを知ったばかりでした。ピアノ・レッスンもそうだとおっしゃって、堀教授は「魂」という言葉も口にされたのでした。

 

ここ数日で出会ったことが、ひとつの大きな流れになりました。身体を楽器にして精神で奏でる声楽、心身融合する生涯教育の未来、渾身のチェロとピアノの魂の演奏…これらが大河のように、ひとつに集約されました。


折しも前期末…健康科学の体育文化の授業では、レポート提出と発表をひかえています。バレエがご専門の千住教授はよく「心身合一」という概念を口にされます。常日頃 考え続けた、身体を楽器とする「声楽」の心と体の使い方をまとめようと思います。

プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
声楽の健康科学 研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座 講師

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