夏の日のバカンス

世の中は夏休み。けれど、大学院は8月に入ってもまだ終わらない。教授はゼミ指導においで下さると言うし、補講やレポートの最終提出もありいまだ稼働中。声楽サロンと院の教室を行ったり来たりが日常となった。ああ、優雅な夏の休日が遠のいてゆく… 。


とは言え、今夏は ささやかに・かわいく・おとなしく過ごして充実させようと思っている。古都や都会を行ったり来たりする活動日は、アルション出店の奈良のデリ・カフェでほっと一息つく。あるいは、ハルカスの企業階で、シュッとしたビジネスマンに紛れこんでランチをとる。生活の動線上のクールスポットでけっこう満足なの。


201407161228.jpg (アルションのランチボックス)


今宵も、夜景広がるハルカス・カフェで、先輩達から論文執筆の話や指導教授の愉快な裏話を聞いた。社会人院生の苦労話もM2が語るとなんだか輝いている。学会発表する大先輩の壮行会で集ったそうだ。院卒してなお学会発信されるみかん先輩は立派! 


この夏休みのお出かけ一番人気は、東京を抜いて、ハルカスやハリーポッターのユニバーサルスタジオ効果で「大阪」だということだ。今の生活圏に、日本中からお客様が吸い寄せられるんだもの、この場に居て こんなひとときが過ごせるってこと自体、贅沢なんだと思う。


子供時代も旅行というものはあまりしない家だった。休日といえば、父が建てた別宅へ繰り出した。この「 別荘 」と呼ぶお家で滞在することが、家族にとってのバカンスだったのだ。ちなみにバカンスという言葉は、フランス的な避暑地の香りがする。



アメリカではバケーションと呼んだ夏の休暇。我が家は、ヨセミテへ出かけた。「避暑はサンフランシスコに居るのが一番」霧に包まれると気温が急に下がるシスコの街は、夏もダウンジャケットは必携。皆がこう言って笑った。寒流の海に囲まれた街は年中ヒンヤリしてた。

Yosemite_3-281x375[1] (ヨセミテ国立公園)

さて、カリフォルニアのハイウェイ 280 (トゥーエイティ)を南下。巨大なハーフドームが夕焼けに染まっていた。ブライダル・フォールの水しぶきにはしゃいだ。滝の水煙は花嫁のベールのよう。大自然の中でコヨーテに遭遇した。車でキャンピングトレーラーを引っ張って暮らしながら旅するのが、この国のスタイルだった。

バケーションを終え帰ってきた時の、シスコのヒンヤリ冷たい空気を覚えている。避暑ならやっぱりこのホームタウン…妙に納得だった。



プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
山田耕筰の孫弟子
声楽の健康科学 研究者


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・109才まで現役指導者
 故 嘉納愛子氏に師事


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院[4年制音大]
にて研鑽を積む


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


ハルカスを拠点として、マスメディア・デパート・大学関連講座の講師をつとめています


●読売新聞大阪本社・讀賣TVを運営母体とする文化センター講師


●ハルカス近鉄本店 文化サロン他 講師


●大阪健康福祉短期大学
健福ハルカス大学 講師


声楽を軸に、歌う日々やサンフランシスコ暮らしの懐古をエッセイ風に綴ります。

リンク
カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
カテゴリ