コンチキチン・。・。古都の夏

京都サロンで歌い終えると、夕暮れの雑踏にお囃子が流れています。関西は梅雨明けはまだ。一年で最も蒸し暑い季節の風物詩…祇園祭。今日は宵山、これから見物に行けます。葵祭・時代祭・祇園祭の三大行事とサロンが重なり、いつも歌い終わる頃には「後の祭り」だったのですが…。

g30[1](←京都新聞)

山鉾町最北の役行者鉾は、ご神体に一言主神と葛城神を従えてます。よく紹介している葛城(奈良の御所)の神サンなので、なんで、京都で この神サンなの??とずうっと不思議でした。

一言主は古事記に、葛城神は謡曲に描かれています。奥奈良の神々がなぜ、京の山鉾のご神体なのかを調べると「役行者が一言主神を使い葛城山と大峰山に石橋をかけた伝承に由来する」とありました。

では、山鉾で祀るようになった経過とは? けれど それは どこにも記されていません。行者の両横に従えられ練り歩く、鬼と醜い女神のご神体は、葛城勢力の鎮圧や役行者の活躍といった過去の歴史。闇に葬った権力者を慰め祀り、ご神体としたのでしょう。いつの世も歴史は勝者の側から描かれますものね。

それにしても…! 京都の方たちが この蒸し暑い空の下、私の母方の氏神さんを曳いておいでで、申し訳ないような気持ちになります。母は、役行者が 修行で ついこの間まで そこらへんを走り回ってたみたいに、リアルに伝承を語ってくれたものでした。祇園祭の山鉾に縁もゆかりもないと思ってたけれど、こんなご縁があったのでした♡

歌のサロンで移動する奈良から京都というルートは、人の運ぶ文化の流れ。現代も、古都と古都・人と人を歌う喜びで結んでゆける。音楽する幸せの配達人を続けてまいりましょう♪

今年は『後祭り』50年ぶりの復活で観るチャンスは2回。
「今年は2回え~ 鉾、見よし~
涼しげなイントネーションの京言葉 … おけいはんの電車の中でも、早くから耳にしてました。後の祭りでなくてよかったぁ~♪
 祇園祭 後祭日程

プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
声楽の健康科学 研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座 講師

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