すみれの花 咲く頃

宝塚歌劇の代表的な曲といえば

すみれの花咲く頃 はじめて君を知りぬ
君を思い 日ごと夜ごと 悩みし あの日の頃
すみれの花咲く頃 今も心ふるう
忘れな君 我らの恋 すみれの花咲く頃


そう♪すみれの花咲く頃です。声楽のクラスレッスンでこの曲を紹介しました。歌劇は歌劇でも、オペラアリアならぬタカラヅカのテーマソング。永遠の乙女の生徒さん方にとっては、憧れの曲。皆、タカラジェンヌになりきって大喜びです。スミレ色に統一した教材も作り、国と花の変遷についても知って頂きました。ちょっとご紹介を…。

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「白いニワトコの花が また咲く時」という詩にデーレがメロディーをつけました。オーストリアでこの曲は生まれたのです。翌年、この曲はフランスに渡ります。「リラの花咲く頃」というシャンソンに姿を変え、パリで広く歌われるようになりました。

このメロディーを耳にしたのがパリ留学中の宝塚歌劇の演出家。日本に持ち帰り、邦訳「すみれの花咲く頃」で宝塚歌劇上演、大ヒットとなるのです。

ニワトコとはエルダーフラワー。リラはライラック。そしてスミレ。花の姿を変え、国境を越え、海を渡ったこの曲は、甘く切ない旋律と歌詞とともに、日本で歌い継がれる愛唱歌となりました。
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宝塚歌劇といえば、母娘で観劇が定番。レストランでそろって食事、そして『音符グッズ』のいっぱい並んだ店で、ささやかなお買い物。この乙女っぽい夢の詰まる宝石箱に、少女の頃、母はよく誘ってくれました。けれど私は、楽典・音楽通論・聴音の課題を、声楽やピアノのレッスンの他にかかえいて、タカラヅカにハマってはタイヘン!とばかり敬遠していました。だからなおさら、大人になって母と行く「タカラヅカ」は、少女に戻れる貴重なひとときとなりました。

さてさて、なりきりタカラジェンヌで歌った生徒さんが
「あくる朝、庭で、今年はじめてのリラの花が咲きました♪」と
嬉しいニュースを届けて下さいました。

♪~・~♪~・~♪~・ ミニ レッスン ・~♪~・~♪~・~♪

タカラジェンヌはお目々がパッチリ。アイメイクのお化粧ではなく、大きく目を見開いて歌いましょう。鼻腔が広がり、よく共鳴し、声が美しく響きます。

レビューの大階段から下りるトップスター気取りで歌ってはいかが? 階段を降りる動作は、背筋や臀筋を使います。背面も使ってしっかり声を支えましょう。

最後はフィナーレ気分。ブーケ(花束)ふりふり、ジェスチャー付きで歌いましょう。「スミレのは~な~ さ~くころ~~♪」 
スミレのブーケの良い香り…。万雷の拍手が聴こえてきませんか?♪
プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
山田耕筰の孫弟子
声楽の健康科学 研究者


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・109才まで現役指導者
 故 嘉納愛子氏に師事


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院[4年制音大]
にて研鑽を積む


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


ハルカスを拠点として、マスメディア・デパート・大学関連講座の講師をつとめています


●読売新聞大阪本社・讀賣TVを運営母体とする文化センター講師


●ハルカス近鉄本店 文化サロン他 講師


●大阪健康福祉短期大学
健福ハルカス大学 講師


声楽を軸に、歌う日々やサンフランシスコ暮らしの懐古をエッセイ風に綴ります。

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