今に生きる古いもの

グランドピアノの調律師さんとは、何十年来のお付き合いです。今年は朝一番で調律、終了後に『健康なピアノ』と称して下さいました。


ヤマハやカワイがソレっとばかり、素材を選び職人技で仕上げた作品を世に問うた時代…そんな古き良き時代に、このピアノは作られた。長い年を経てもなお、豊かに歌う健康体だと、調律後に褒められたのでした。午前中いっぱい レッスン室からポロロン♪ポロロ~ン♪と調弦のいい音が聴こえていました。午後からぽっかりあいたフリーの時間… そうだ、京都行こう!


201405151721.jpg (下鴨神社の葵桂)


京都教室の出講が、時代祭や祇園祭の3大祭りと重なり、講座を終えたら余韻だけ…せっかくの京都なのに、後の祭りなんてことよくあったんです。それで、関西にしては あまりにベタな観光だけど、「おけいはん」で一路 京都へ。


糺の森は五月雨(さみだれ)に洗われ新緑が美しい。葵祭りは、もとは賀茂祭といわれました。祭儀全てに、葵を桂の小枝に挿し飾ります。行列は京都御所を出て、下鴨神社経由で上賀茂神社に向かいました。  


201405151717_20140517052008d96.jpg (下鴨神社の境内)

下鴨神社のご祭神 賀茂建角身命 は、山城国風土記によれば、大和の葛木山から山代に至り、高野川と鴨川の合流点に鎮まるとあります。賀茂といい、桂の葉といい、葛木山に天降った賀茂建角身命といい、下鴨神社のご祭神は限りなく大和葛城に縁深いと思うのですが、如何でしょう。葛城の道には、全国鴨社の総本宮、高鴨神社もあるしね。


201405151609.jpg (雅に輿がゆく)


斎王代を乗せた輿がゆきます。京都の男子学生はいいですね。烏帽子(えぼし)に飾る葵桂と平安衣装が決まってます。鳥居をくぐり社殿へ参向する時は、手で輿を担いで すっごく重そうだったな~。


大阪からは、京都も奈良も神戸も近いので とっても 便利です。古代へのタイムトンネルで、いつも歴史の向こう側に出られるんです。
ある時は平安時代の貴族の世界  平安絵巻
そして ある時は 奈良時代や飛鳥時代  天平行列
今んとこ、十二単よりは、天平の羽衣で歌うのが夢なんですけどね♪

13toinretu[1]

※ 電車に乗ってる長い時間、文献あたって しっかり 勉強やっとりました。古典的かつ斬新な「発声と科学」。いやあ~、科学で声楽を解くとこうなるのネ!と、こちらの方では目からウロコがポロポロ。


プロフィール

Diva

Author:Diva
声楽家 ソプラノ歌手
声楽の健康科学 研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座 講師


♪******♪******♪


声楽とは
歌声を楽しむこと

花束の香りを
かぐように息を吸い
花びらの音符を
ちりばめて
歌いましょう♪

クラシック歌唱は
心身を健やかに導く…
そんな研究を
アカデミックに
発信しています

かつて暮らした街
サンフランシスコの
思い出とともに、
歌が紡ぐ日々の暮らしを
エッセイ風に綴ります

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