奈良で乙女なひとときを・。・。

TVのごちそうさんは最近のお気に入り。
明治から大正にかけての女学生の様子が描かれていました。
これから、女学校から新婚生活へと場を移す訳ですが…。


画面に広がる光景は、知らない時代なのに、
淑女高等女学校に通う祖母の 若い日を見ているようでした。
何処となく懐かしい感じを抱きます。
おばあちゃんの写真もセピア色した袴姿。


明治のハイカラと大正浪漫な女学生に出会えそうな
奈良女子大学記念館の一般公開に行ってきました。


現存する演奏可能な国産ピアノとしては最古の「100年ピアノ」
これに出会うのが目的でした。建物の階段を昇ると講堂。
秋のやわらかな陽ざしの中で、それは待っててくれました。


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「100年前の音色を聴いて頂きたいから、ご自由にお弾き下さい」
とあるのが嬉しい。『赤とんぼ』をそっと弾いてみました。


窓からの穏やかな秋の陽に浮かぶ鍵盤は真っ白。
黒鍵は優しいブラウン色。指に当たるタッチが柔らかで、
100年前の「優しい陽だまり」のような音が流れ出しました。


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弦を張ったピアノの中には華やかな装飾がほどこされています。
譜面立てもやけにデコラティブ。


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踊り場を、袴に編み上げ靴の乙女が、行き来したのでしょう。
古来、文化の集積する奈良は、
学びの空気も深く濃かったに違いありません。


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天井から下がるランプシェードが可愛い♪


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おばあちゃんは京都の淑女高等女学校で学んだので、
奈良ではなかったのだけれど、
同じ古都の同じ時代が醸す空気に身を置けて嬉しかった。


せっかくの奈良なので、大学を後に、東へお散歩。
喧騒を避けて、裏手のいつものコースをたどり二月堂へ。
土塀の傍の紅葉がかすかに色づき始めています。


道すがら、写真を撮る高校生カップルに出会いました。
しっとりした秋の風景をデジカメに収めて、彼らは、
「これ、ヤバくない?」「ヤバ~♪」と日本再発見やってました。
ほんと、やばいくらいに季節が美しさを増し、
奈良の秋が深まってゆきます


※『ならじょ』はこんなところです  ☆☆☆



プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
山田耕筰の孫弟子
声楽の健康科学 研究者


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・109才まで現役指導者
 故 嘉納愛子氏に師事


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院[4年制音大]
にて研鑽を積む


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


ハルカスを拠点として、マスメディア・デパート・大学関連講座の講師をつとめています


●読売新聞大阪本社・讀賣TVを運営母体とする文化センター講師


●ハルカス近鉄本店 文化サロン他 講師


●大阪健康福祉短期大学
健福ハルカス大学 講師


声楽を軸に、歌う日々やサンフランシスコ暮らしの懐古をエッセイ風に綴ります。

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