暮らしはレッスン♪

舞台から会場とお客さま方を見渡す声楽家の習性からか、
見あげるホールの空間に、声の広がりや響き具合を感じます。
いつも目を楽しませてくれる、天井は芸術です。
まさに「天上の音楽」ってここから降ってくるのかしらね

コンサート会場で歌う時も、音楽会を客席で聴く時も、
天井を見上げるのが好きです。

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クラシカルな白い部屋は、華やかな大正浪漫の世界。
会場の品格が音楽をぐっとレベルアップします。

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懐古調のステンドグラスは、かつての貴賓室でしょうか。
会場の醸す雰囲気は、音楽を芳醇な香で満たします。

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チャペルにて、バルコニー風にしつらえられたパイプオルガン。
煌めくシャンデリアと、ファンファーレのようなトランペット。
金管がまるで天国の楽の音のようでした。

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天井の凹凸に何とも言えない音響効果がありました。
残響が計算しつくされた音楽専門ホールも、
歌うと誠に気持ち良いものですが、それにもまして最近は、
場の雰囲気や独特の空気が流れる会場に心魅かれます。

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イタリア産の大理石の大階段は、プリマドンナが登場しそうです。
以上の建造物はゼーンブ、モダン大阪の宝物!
古き良き 文化遺産 にあちこちで出会える、
この街で暮らし使いこなすことも、レッスンの一環だと思います。
街は感性を磨く学校です。

( 参考:リンクさせて頂きました 文化遺産ルート 近代建築 ) 

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オペラ・アリアって劇中歌。アリアはエアー(空気)。
空間をふるわせて音が伝わる意味を持ちます。

音楽会場はホールが音色を決めますが、
では、声楽の人体という楽器の音色はと言うと…。
メリーウィドーの「ヴィリアの歌」を例にとってみましょう。

Margarita De Arellano
豊かな胸郭の彼女はビロードのような響きのソプラノ。
深い陰影にも富むドラマティックな歌声です。
どちらかと言えば私もこの声質なので勉強になるなあ~♪

Helen Donath
リリックでのびやかな響きのソプラノ。
心のひだも丁寧に歌い上げる演奏に人柄を感じます。
長椅子に座って歌い出す、お姫様のようでいて、
ちょっぴりコケティッシュな演奏がいいなあ。
うーん、これも勉強になる~♪

Jeanette MacDonald
か細くて華奢なブロードウェイの女優さんの、
この体格から想像されるのは透き通ったクリアな歌声。
おぼろげに遠い記憶の底ににあるような衣装も素適ですネ♪

身体という楽器で曲を奏でるには、先ずは生活習慣の見直しから!
食事・睡眠・ウォーキング…あらゆることが演奏につながります。
健やかな暮らしから、レッスンが始まります。

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106歳の恩師の嘉納愛子先生に、
何十年ぶりかでオペラアリアを聴いて頂き、お話ししました。

「上手になったねえ。あなた、あれからどなたかに教わったの?」
「いいえ、先生、どなたにも教わっていません。
 先生のおっしゃったことを繰り返して練習していました」
「あら、そうなの… 私は又、誰かに習ったと思ったわ」

恩師に褒めて頂いて本当に嬉しかった。アメリカ在住時のロレックス先生を除き、日本では、恩師以外どなたにも師事してこなかった。

しいて言うなら、先生のもとを離れてからは生徒さん方が師でした。指導させて頂くに値する 歌声 を目指していました。重ねて言えば、舞台で歌いたい一心で練習を続け、お客さま方の 耳 が演奏を育てて下さったとも…。

会場やホールに磨かれ、お客様が磨いて下さり、健康・福祉の分野の活動で前に進める。先行く先輩方の後ろ姿を追い、ステキな友人達に負けちゃおれんと刺激され、あらゆることが芸術と声楽の糧になる。

無理なく楽しく、日常の生活がスキルアップにつながれば理想です。「暮らすこと」イコール「レッスン」だと実感します♪

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とっても嬉しいブログ見つけちゃいました~~!
ウレシガリって言わないでネ f (^^;) エヘヘ
だってホントに嬉しかったんだもん 真澄さん ありがとう~~
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プロフィール

Diva

Author:Diva
声楽家 ソプラノ歌手
健康科学(歌唱)研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座 講師


♪******♪******♪


声楽とは
歌声を楽しむこと

花束の香りを
かぐように息を吸い
花びらの音符を
ちりばめて
歌いましょう♪

クラシック歌唱は
心身を健やかに導く…
そんな研究を
アカデミックに
発信しています

かつて暮らした街
サンフランシスコの
思い出とともに、
歌が紡ぐ日々の暮らしを
エッセイ風に綴ります

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