嘉納愛子先生 106歳 声楽 現役 指導者

 予定表がびっしり…私達のことではありません、106歳の恩師のカレンダーです。いまだ 現役の声楽指導者!先生に教えを乞いにやってくる声楽家が、今もひきをきらないとは本当でした。


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嘉納愛子先生(←クリック!)


 音大の教授クラスの方々に慕われておいでです。もう あっぱれすぎて何も言うことがありません。気の張り・記憶・仕草・お耳…先生はいったい何歳におなりなのでしょう。106歳のお年そのままに素晴らしい!楽しく愉快なおしゃべりと、機知にとんだ気配り…

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 お伺いした私達三人三様の以前の暮らしぶりの記憶も定かに、それぞれの近況を尋ねて下さいました。そして、私達が元気で暮らしていることに、「ああ、良かった!」と心より安堵されました。


 どの人も話の輪に引き込んで、おしゃべりをはずませる話術は天下一品。機知に富んだウィットに座もなごみます。現在も声楽界の重鎮たちが意見をあおいでくると、ユーモアを交えエピソードを語られました。今は亡き 関西二期会理事長の木川田誠氏を「男の子」扱いできてしまう方でしたから、先生の現在の確かな存在感もナットク!です。


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 本日の立役者の洋子先輩とピアニストのMちゃんの私達3人は、前々から先生に聴いて頂く声楽曲の準備を進めていました。そして、久しぶりのレッスンの機会に恵まれました。106歳の先生に歌を聴いて頂いて、ガッカリさせてはいけないという気持ちが 正直 強かったです。


 かつて先生から「あなた、この曲を お座敷に出していいわよ」とお墨付きをもらった山田耕作歌曲の『からたちの花』…演奏会で歌うに値すると合格を頂いたこの歌唱ですが、今回、先生が聴かれて何とおっしゃるかしらと。結果は、オペラアリアも『からたちの花』も、「教えていいわよ!」と背中を押される形となりました。


 山田耕筰の孫弟子としても、先生から太鼓判を頂いたのですから、こんな嬉しいことはありません。まだまだ細かい点については、直したいところがあるのよ とも。私達の演奏が始まると、凛と、ピシっと背筋が伸びた指導者そのものの お姿に。耕筰歌曲を後進に伝える熱意は、ちっとも衰えてなどおられませんでした。


 100をとうに過ぎ、今なお使命感を持ち、歌の心を後進に伝えようとなさる意思の力を感じました。私達がこの日 学んだのは「歌の心」と「表現法」声楽の在り方と耕作歌曲の、まさに、音楽する哲学でした。


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 この日を長い間、心待ちにしていた 私達 門下生。洋子先輩とMちゃんと3人で待ち合わせ、『ハルカス・ダイニング』でランチしたのも楽しいことでした。


 そして、先生の当日の体調を気遣いながらもワクワクと、音大の女子学生の心そのままに、かつての、
通いなれた帝塚山のホームレッスンまでの道のりをたどりました。あの頃、レッスンが済むとちょっと一息とよく訪れたお店、「ポアールも懐かしいねえ」と言っていたけれど、
先生宅でいただいたお菓子と果物でお腹はいっぱいで今回はパス。
帰り路にはドルチェのお店ができて、景観も少し変わっています。


 再び帝塚山の北畠を走る可愛らしいチンチン電車に乗って
ハルカスのおひざもとへと戻ってきました。
同行お二人がご要望のサロン見学に応え、
アンドの施設を案内しましたが、ここでもまた、
門下の同志3人は時間を忘れて音楽談義を繰り広げました。


 Mちゃんの演奏への真摯な姿勢と、
洋子先輩の生き方そのものから、
たくさんの刺激をもらって感謝しています。
共に、この期間、音楽してくれてありがとう


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おしゃれ、お買い物、コンサートを楽しむ106歳。
50・60代はまだ芽なんですって!70・80代が花ざかり。
90になってお迎えがくれば100まで待てと追い返し、
100になってあの世行きに乗り 途中 乗り換えて、
到着駅はこの世です…と先生はおっしゃっています。
107歳のお誕生日の頃に本の出版予定と聞きました。

ひとつ次元が上昇した一日。
これから歩む遥かな声楽の道。新たなバックボーンが備わりました。




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ご一緒した洋子先輩のブログに、当日の詳しいリポートがあります。ぜひ、あわせてご覧下さいね。アフターフォローも完璧、レッスンの貴重な録音をCDにして届けて下さいました。ありがと~洋子さ~ん
( クリックしてね → ♪☆♪☆♪ )



プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
山田耕筰の孫弟子
声楽の健康科学 研究者


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・109才まで現役指導者
 故 嘉納愛子氏に師事


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院[4年制音大]
にて研鑽を積む


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


ハルカスを拠点として、マスメディア・デパート・大学関連講座の講師をつとめています


●読売新聞大阪本社・讀賣TVを運営母体とする文化センター講師


●ハルカス近鉄本店 文化サロン他 講師


●大阪健康福祉短期大学
健福ハルカス大学 講師


声楽を軸に、歌う日々やサンフランシスコ暮らしの懐古をエッセイ風に綴ります。

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