「生」という文字

2年目の3月11日が巡ってきます。

従姉妹会のお話の続きです。
ランチのコースでおなかも心も満たされて、
駅までブラブラ歩きましょうということになりました。

宝塚歌劇場を向こう岸に臨みながら、川べりを皆でお散歩です。
武庫川の宝塚大橋にさしかかったときです。
A美ちゃんが教えてくれました。

「ここから、生きるという文字が見えるでしょう。
小説・阪急電車で、カップルが誕生するきっかけになるの。」

あ、ホントだ!
中州に石積みの文字で書かれた「」だ…!!

阪神大震災後にオブジェが造られ、
雨で何度か流さる度、再び積み上げらるのだそうです。
今はオシャレでのどかなこの一帯も、
生命の灯をともし日々を紡いでいた時期があったと思うと、
心を打たれました。

そういえば、私以外の従姉妹たちはこの震災を経験しています。
生き抜いて18年目を迎えた彼女達。
しなやかで芯の強い姿に、いつも教えられます。

石積みの「生」にそっと添えられた「絆」という文字は、
阪神間から東日本への心からのメッセージだと思います。
「 生 と 絆 」
震災の経験は癒え、昇華できる日の来ることを、
従姉妹たちの華やいだ笑顔が物語っています。


プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
声楽の健康科学 研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座 講師

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