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レッスン室の響き

1 著書:シンプル声楽法

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 向日葵が咲いて、7月も下旬です。8月夏休みのレッスン補講で、しばらく忙しい日々が続きます。今回は、出講先のレッスン部屋の音響のお話を…。歌ってて響きがとっても心地よいお部屋ってあるものです。


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 ホールの残響とまでは言わないまでも、レッスン室によっても、歌声の響きは大きく変わります。三都物語と称する大阪・奈良・京都への出講でも、それぞれの部屋の響き具合に、個性があります。設計上の音響のデータなどはわかりませんが、個人的に好ましく感じる音楽環境をいくつかご紹介しましょう。


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 一番好きな響きは、やはりハルカスのまなぼスタジオ。ここで歌うと、歌が上手くなった気がします。設計上、残響などが計算されて作られた部屋ではありません。けれど空間では、歌声が、豊かに華やかに響きます。サロン生ものびやかに歌えて楽しそう。カラオケのマイク等で増幅する音響とは違い、部屋全体が生の楽器として鳴ってくれるのです。


 次に好きなのは奈良サロン。歌声が実に艶やかに鳴る部屋です。高音が不思議と出やすく、自分がお手本として模範唱する時は、ついつい本気になってしまいます。


 そして、近鉄ハルカス本店のサロン。ここでのボイストレーニングは、その名にふさわしく、フィットネススタジオで行います。壁一面にピカピカの鏡。姿勢や表情などがチェックができて、心身のメンテナンスにもひと役かっています。天井の四隅のスピーカーからは、CDを流すと、音が立体的に流れ出します。音楽設備に恵まれた環境です。


 もうひとつは健康福祉短期大学のアバンスペース。23Fという高層にあるため、最高の眺めが音響の貧弱さを充分カバーしてくれる部屋です。「ハルカス大学」講座のオープニングで歌うと、都会の街並みと山の連なりが遠望でき、心は壮大に広がってゆきます。


 部屋や会場やホールにより、音響が異なりますが、自戒を込めて…どんな響きの良いホールでも、練習を重ねた演奏に勝るものはありません


プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
山田耕筰の孫弟子
声楽の健康科学 研究者


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・109才まで現役指導者
 故 嘉納愛子氏に師事


夫のカリフォルニア大学
サンフランシスコ医学校
(UCSF)赴任に伴い
家族ぐるみ渡米
当 英語学校に学ぶ


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院[4年制音大]
にて研鑽を積む


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


●ハルカス近鉄本店  文化サロン他 講師

●読売新聞大阪本社・ 讀賣TVを運営母体とする文化センター講師

●関西大学 オープンカレッジ 梅田みらいず カルチャーリンク講師

●大阪健康福祉短期大学
ハルカス講座 講師(2017-2018)


声楽の日々をエッセイ風に綴ります。

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