乙女 な 声楽

遊びにいらっしゃいとのお誘い…
ヨーコ先輩とピアニストのMちゃんとご一緒に
門下生一同で声楽の恩師宅へ伺うことになりました。


おん年106才になられた嘉納愛子先生 のお宅訪問。
私たちにとっては、懐かしいホームレッスンの場でもあり、
山田耕筰の愛弟子は、後進に どんな話をお伝え下さるでしょう。


夏7月…訪問の日が待ち遠しくて天にも昇る気持ちです。
歌も聴いて頂こうと、皆の内に機運が盛り上がり、
ヨーコ先輩も私も一曲 用意してゆくことになりました。


遊びにだけ お伺いするつもりの声楽組でしたが、予期せぬ展開に、 
ア~レ~とか ヒェ~ とか悲鳴をあげつつも 選曲に余念なし!
話の展開のもとはと言えば、一途なピアニストMちゃんでして、
彼女の思いが先生に届き この貴重なレッスンが実現するのです。


ピアノ伴奏Mちゃんとの打ち合わせもバッチリ!
お互い学生時代に戻って、音合わせは入念に行いたいと思います。
今回のスケジュールをコーディネイトして下さった素敵な先輩、
ヨーコさんには心より深ーく深く感謝です。


音大生の頃の気持ちがよみがえってくるような、
学生時代に戻ったような、こんな心持ちは久し振り…。
声楽科の乙女な気分で、オペラ・アリア カタラーニ作
《ラ・ワリー》「さようなら故郷の家よ」に取り組みます。
時を経て、再び今、先生に聴いて頂くつもりでいます。


この曲を最後に、
自分が人様に指導させて頂く立場にはあっても、
指導を受ける身からは久しく遠のいていました。
もういっぺん聴いて頂ける機会に恵まれようとは、
先生のお年を考えれば 夢にも思っていなかったことでした。


106才にしてなお、プロの声楽家が教えを乞いにやってくる
奇跡みたいなレッスン…
日本にも世界にもそうあることではありません。
ご長寿から醸し出される人生と、指導からにじみでる人となりを、
存分に吸収してまいりましょう♪


当日の話題にと、山田耕筰自らが歌う「からたちの花」の
古いラジオ番組の中のレコード収録をお持ちする予定。
恩師がそのまた恩師の歌声を聴かれたら、私達同様、
乙女の時代にタイムスリップされるのではと想像しています。
耕筰・愛弟子・孫弟子と3代の揃い踏み(そろいぶみ)、
流れる日本歌曲のスピリットをまた、次に伝えなきゃ。


ここ数日間 お陰さまで
大阪をはじめとして奈良・京都・和歌山を巡り、滋賀とも縁ができ、
歌のライフ・ワークが連日続いて忙しかった。
いよいよ6月、日本一の のっぽビル「ハルカス」の
まなぼスタジオ では お歌のクラブも始動です。


けれど 今、心は、恩師に師事する「お弟子」でいます。
謙虚に音楽と向き合う良いバランスが保てます。
『 遥かなり 音楽の道 』…この道を一筋に歩めて幸せだなあ ♪


資料 *・・・∮・・・*・・・*・・・∮・・・*・・・*・・・∮

IMGP0130.jpg [←往年の新聞記事 クリックすると拡大します]
独唱と管弦楽 山田耕筰 指揮 / 金森愛子(旧姓) ガスビル・ホール

※ NHK (旧 BK)が機材を抱えてスタジオから飛び出した、
  初めての記念すべき中継放送なのだそうです。


プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
声楽の健康科学 研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座 講師

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