早咲きの桜

早咲きの桜で有名な「河津桜」が、仁徳陵古墳の近辺で一輪一輪と咲き始めています。奈良のお水取りが終わるまで、寒さはまだまだ続きますが、季節は着々と春に向かっています。冬空を背景に写真を撮りました。

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晴れた日は、空がキーンと冴えわたり、冬木立の枝ぶりが楽しめます。いつもの真冬の散歩道です。

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サロンでは、山田耕筰作曲の「ペチカ」を歌いました。耕筰先生の直の流れを汲む歌唱法を、皆さん方にお伝えします。耕筰歌曲は、日本歌曲を歌唱する際の、基本中の基本が学べます。歌う時、正しくは「ペィチカ」と発音します。言葉の意味を理解して、お話するように歌います。

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小春日和の暖かい日や寒の戻りの冷たい日があり、この時期は季節が交錯します。サロンでも、「ペチカ」のような真冬の歌や、「早春賦」のような春を待ちわびる歌を歌います。「ペチカ」で声楽の基礎を学んで、「早春賦」で基本をふまえて、皆さん方にのびのび歌唱してもらいます。

冬ごもりの季節も歌うと心もからだもポカポカします。風邪をひくことも少なくて、やっぱり、声楽の健康効果は大きいと思います。

年明け早々のキラキラ☆・。・。

 松の内も済んで、家族はそれぞれの持ち場へと引き上げた。それっとばかりにレッスン(自分の歌の練習)開始、日常が戻ってきてた。声楽の恩師・嘉納愛子先生が天寿を全うされて迎える初めての新年だった。先生は109歳まで現役の声楽教師を続けた。山田耕筰の流れを汲むレッスン指導は、自分の歌の中にこれからも生き続ける。
 
mig[1](嘉納愛子先生)

 ちょっと久しぶり…賑わいの去った静かな夜。チョコレートでティータイムにした。TVであの名曲「五番街のマリー」の高橋真理子さんの特集をやっていた。歌唱力はもちろん、ふわふわモコモコのドレス姿が美しい。67歳になったという。品良く美しく、何の違和感も無く、ふわふわドレスが歌に融和している。目が離せなくなってしまった。

gfjdjdt[1](高橋真理子さん)

 このブログのプロフィールにもしているように、私は舞台では、こんなすそ広がりのコスチュームで歌うのが大好きだ。いつまでこれを着こなせるかとチラと思っていた。現在の彼女がお姫様ドレスを着こなしているのを知って、お手本にしたいと思った。

 あくる日の朝、またまた、ニューヨークの五番街に遊ぶ草笛光子さんのTV番組を見た。なんと83歳だそうだ。今でもミュージカルをこなし、しゃきんと伸びた背筋が素晴らしい。懐かしい五番街を楽しむパワーや、美味しいものの食べっぷりに目を見張る。からだを怠けさせない姿勢が立派だ。

imagesB1WR519Z.jpg(草笛光子さん) 

 恩師の嘉納先生は109歳、草笛美津子さんは83歳、高橋真理子さんは67歳…3人に共通するのは、その年齢ごとに美しくある「意志の力」だ。へんに若づくりではなく、老いて枯れた美でもない。歌うことや踊ることのない人生なんて考えられない人たちの、芸と共に歩む心意気だ。これからの声楽人生を送る上でのモデルとさせて頂こう

 さて今日は、院のみかんさんが、研究発表に誘ってくださったので、元指導教授であったK先生の授業にお邪魔した。発表のテーマは大人へのピアノ指導。教授もたいへん興味を抱く分野で、お話が弾んだ。突然の来訪を迎え入れてもらえて感謝、久しぶりの院はホントに楽しかった。
  
 年明け早々、今後の生き方や音楽指導のヒントがいただけた。ぜひ、実践で活かさなくっちゃ

新春事始め

 2017年の幕開けは、ガラリと大きくいろんなことが変化した。長男は東京から帰省して都心の空気を運んでくれた。次男は可愛いお嫁さんとベビー同伴で帰省した。
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 お外(おんも)でベビーちゃんを抱っこしていると、ご近所に住まう大阪音大のまり先生が声をかけてくださった。あやしてくださったので、「お歌の先生よ」とベビーに言うと、まり先生も私のことを「お歌の先生なのよ」と、ベビーに語りかけてくださった。声楽家ふたりの新年のご挨拶はベビーちゃん越しにこんなふうに始まった。大荷物をお持ちのまり先生、これからニューイヤーコンサートだろうか。大荷物はドレスかもしれない。
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 私も新春事始めとなる演奏会を間近にひかえている。一月にふさわしく「早春賦・越天楽・六段・春夏秋冬の歌暦」でプログラムを組んだ。これらは、雅楽や箏曲だったりするが、歌詞が付いているので声楽曲として歌える。洋楽の方は、ニューイヤーに付きものの「メリーウィドーワルツ」を歌う予定。「新春の音楽会」の依頼が太陽新館からあったのだ。これが本年の歌い初めとなる。
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 年明けは、ニューフェイスも加わり、家族の集う賑やかなお正月だったが、皆のお世話の隙間時間に執筆の方もチョコチョコ片づけていた。甲斐あって年明け早々の本日、原稿を送ることができた。声楽のメソッドを作成中。サロンの教材にも活用する予定だ。年をまたいで書いていた。 
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 これから季節は極寒に向かう。反対に、陽は明るく長くなる。節分・バレンタインにちなむ曲選びも楽しみなことだ。お正月に集った家族あっての音楽活動と心得る。等身大で自然体で、ハルカスを拠点に、今年もまた音楽の世界へ羽ばたこうと思うトリます♪

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スケートリンク♪

12月に入った。いよいよ年の瀬だ。師走で走りたくなるが、余裕をもって安全を心がけ、歌唱指導にあたろう。

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堺の教室は、昔、堺湊とも称された小さな湾の岸にある。このあたりは「黄金の堺」の時代、外国から船がやってきて南蛮人が行き交った。教室のお隣りはホテル・アゴラ・リージェンシーだ。

ホテル前広場に小さなスケートリンクができた。12月初日にオープンした。滑りたいなあと思いつつ、う~ん、昔のように体が動くかしら。これでも大学時代はフィギュアスケート部だったんだけど。重心を下に置く姿勢は、声楽発声の良いトレーニングになる。

ある日突然、堺の冬の街にこのリンクは出現した。街中のリンクは、ニューヨークのロックフェラー・センターのスケートリンクを連想させる。こちらは、かつて、マンハッタンで行なわれた夫の学会に同行した時に訪れた。映画のシーンにもつどつど登場するリンクだ。

そういえば、サンフランシスコの冬は、サブウェイ(地下鉄)から地上に上がった目の前で、大きなツリーの電飾に灯りが点った時に始まった。幼かった息子たちも歓声を上げた。若きパパとママだった日の、忘れ得ぬクリスマスシーズンのはじまりだ。

22ScreenShot2849[1](ロックフェラー・センターのリンク)

堺の教室にも、耕筰先生の「ペチカ」を歌う季節が到来した。寒い寒い日、大窓に舞い落ちる雪で、教室が空へ昇るような錯覚がある。この『天空の教室』で、「雪の降る夜は楽しいペチカ…♪」と歌う。ハートウォーミングな歌声は、暖炉に集うように皆の心と体をポカポカさせる。

歌で喉や肺機能を鍛錬して、冬の健康管理にあてていただくのも、声楽やボイストレーニングのたいせつなお役目の一つかと思う。「声楽の風邪予防効果」はデータとして確認した。学会でもチラリと紹介させて頂いた。さあ!真冬も健やかに、楽しく歌う健康歌唱で過ごしましょう♪

フィギュアスケート始まる!

フィギュアスケートファンにとっては嬉しい季節の始まりだ。今晩はスケート・カナダだった。スケート同様、リンクに流れる音楽も印象的だ。

地元のケイトリン・オズモンドが滑ったのはオペラ「ラ・ボエーム」のムゼッタのワルツ。ムゼッタは、おきゃんでコケティッシュで華やかだ。モンマルトルの丘に繰り出すシーンで彼女は歌う。

Quando me’n vò soletta per la via,
la gente sosta e mira
e la bellezza mia tutta ricerca in me,
da capo a piè …

私が一人で街をあるけば、
人々は立ち止まり、見とれるわ
そして私の美しさを私の中にすべて求めるの
頭の先から足先まで


スケーティングに合わせるものとして、流れるような曲想のオーケストラ曲としてまとめられていた。宮原知子も「ラ・ボエーム」で滑ったのね。

メルパルクホールでだったか、歌ったことがある。ムゼッタのキャラクターそのもの、歌声と表現は思いっきり派手にした。ムゼッタの役づくりはきらいではなく、むしろ好きだ。しゃなりしゃなり街行くムゼッタになりきって歌うのは、気分も爽快だった。

ムゼッタ同様の濃いキャラ、「カルメン」を歌う時、恩師は、「カルメンはフラッパー。けれど、知性をもって演じなさい」とおっしゃった。派手なムゼッタの歌唱の裏に、親友ミミを案じる優しい心根の女性をちらりとでものぞかせて歌えていただろうか。

フィギュアスケートの技術は年々レベルが向上し、特に男子の4回転などは熾烈な戦いだ。しかし、パトリック・チャンの端正さや、ケビン・レイノルズの演技力には、技術だけではない、音楽の演奏のように丹念に磨き込まれた芸術性を感じる。

年齢を重ねて表現できる芸術性の深まりと若さの勢いと、どちらがいいかというと、私はやっぱり芸術性に魅かれるなあ~

プロフィール

Diva

Author:Diva
声楽家 ソプラノ歌手
声楽の健康科学 研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座 講師


♪******♪******♪


声楽とは
歌声を楽しむこと

花束の香りを
かぐように息を吸い
花びらの音符を
ちりばめて
歌いましょう♪

クラシック歌唱は
心身を健やかに導く…
そんな研究を
アカデミックに
発信しています

かつて暮らした街
サンフランシスコの
思い出とともに、
歌が紡ぐ日々の暮らしを
エッセイ風に綴ります

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