メヌエット♪

1 著書:シンプル声楽法

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 梅雨になるとサロンで歌う曲は「ラバーズ・コンチェルト」。ウチの紫陽花も花玉をつけました。


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雨のしずく

やさしく森をぬらし

小鳥は歌う 愛の歌

あのメロディー
いつの間にか虹は丘の上に

二人のために 輝くよ

七色に


  雨が上がって虹が出て、梅雨の晴れ間を思わせる歌詞です。ダバダバ ルラル~ とスキャットでも歌いますが、これは 声楽歌曲を歌うボイストレーニングにもとても良い。歌詞をクリアに発音する お口の体操にもなります。


 曲の原型はメヌエット、ちょっと調べてみました。こんな風にクラシカルな舞踏曲もいいものです。


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 メヌエット  

 1660年代からフランスの宮廷舞踏の仲間入りをした。17世紀末にクーラントという舞踏が宮廷舞踏会から姿を消すと、メヌエットがダンスの最高格となった。長年その地位を維持したメヌエットの基本は4分の3拍子で、フレーズの取り方に特徴がある。

 宮廷舞踏会の初めのペアダンスとして、定形の踊り方となり、ヨーロッパ各国でも規範とされるようになった。そのため、スペイン・ドイツ・イギリス等でもメヌエットの舞踏教本が出版されるようになった。宮廷舞踏会のみならずオペラやバレエなど舞台作品でも踊られたので、様々なタイプのメヌエットが存在する。


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 宮廷舞踏の格式高い音楽も、現代的に編曲されるとグッと軽やか。歌詞が付くとまたステキ。でも、クラシカルな「メヌエット」は奥深くていいなあ    


同窓会誌に掲載頂きました!

 母校の高校の同窓会紙で声楽に関する著書を紹介いただきました。堺の高校のひとつとはいえ、卒業生は若者からシニアまであらゆる世代にわたり、多様な方々の目に触れる機会があったかと思います。(↓画像をクリックすると記事が全部出てきます)


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 ボイストレーニングに興味を抱かれた方や、健康長寿に役立つ声楽発声を参考にしたい方がおいでだったのでしょう。動きの無かったアマゾンの順位が、会紙が届くと同時に上昇していたり、コーラス団への入会の問い合わせがあったりしました。


 同窓会紙の影響って少なくないと思います。誰も読んでいないと思いきや、やっぱり丁寧に目通しされる方もおいでだと再確認。


 音楽の盛んな高校で、市内はもとより府下全域に、音楽関連の情報網が年代問わず同窓生間で張り巡らされています。年に一度舞い込む同窓会紙は、懐かしい母校の動向と、求める何かを知ることのできる、情報の媒体紙の役割をも担ってくれました。


最新論文がウェブ上で紹介されてます!

 本年3月発行の大学・論叢に掲載された新しい論文がウェブサイトで紹介されています。ご興味あれば、紹介サイトをたどり、大学図書館にて閲覧ください。 

CiNii論文サイト← クリックすると紹介ページにとびます。


 山田耕筰の「赤とんぼ」をテーマに、声楽歌唱と心身健康の関連について考察しました。歌唱と生命力について考えつつ、恩師から伝えられた「耕筰節」をやっと文字に残すこともでき、肩の荷をおろしてホッとしています。音楽療法とは一線を画し、「声楽が心身に及ぼす健康効果」について論立てしたものです。また、作成したメソッドの実践で、効果のあがったケースの報告もしています。


●発達人間学論叢 第21巻 15-23頁 2017年

大阪教育大学教養学科人間科学専攻発達人間福祉学講座 刊行

<山田耕筰作曲「赤とんぼ」をテーマに 声楽歌唱と心身健康の接点を探る>


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 以下は、修士論文に取り組んでた頃の未投稿の記事です。「声楽の健康効果」の覚書で、データ解析の裏打ちとなる参考文献等での考察です。クラシックの歌唱法には、健康にいいオマケがいっぱいあるねんねと感じていただければ充分でございます。なんや字ばっかりやんか、さっぱりわかれへんという方々は読み飛ばしてください。興味シンシンという奇特な方、ヒマと根気でご一読くださいませ


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声楽を始める際、先ず取り組むのは「発声」である。

近年「ボイストレーニング」という言葉でも、

広く知られるようになった。

文字通り「声を出す訓練」である。


声楽は、他の奏者とは違い、

身体を楽器にするという特性を持つ。

大きく息を吸い、胸郭を開き、

腹筋で声を支え、頭骨で共鳴させ、

息をコントロールしながら歌う。


正しい発声は、喉だけでなく全身を使う。

歌う行為は全身運動である。


人は誕生して「おぎゃー」と最初の息を吐き、

最後に吐いて息をひきとる。

息は「生きる」に通じ、長い息は「長生き」に通じる。

このように息を使う声楽は「生きる」ことと密接に結びつく。


声楽は、全身のあらゆる機能を使って演奏する。

身体だけではなく心や感情をも駆使する。

脳と身体は密接につながる。

歌う行為は全身運動であるとともに、

全身全霊で創作する芸術といえる。


加齢をマイナスととらえたアンチエイジングから、

加齢をプラスにとらえるポジティブエイジングへ。

重ねた年齢が表現の深さをも生む声楽は、

生涯を通じて楽しめる趣味であり学習である。


厚生労働省の提唱する「健康日本21 第二次」において、

趣味や稽古事は、健康寿命の延伸に効果があると示された。

声楽のレッスンもまた、楽しい趣味でありお稽古ごとである。


健康寿命とは、

一生のうちで日常生活を支障なく送れる期間をいう。

何歳まで元気に暮らせるかの指標で、

厚生労働省が国民生活基礎調査などをもとに算出された。


2013年時点の日本人の健康寿命は、

男性が71.19歳、女性は74.21歳。

平均寿命は、

男性80.21歳、女性は86.61歳。

その差、男性9.02歳・女性は12.40歳。

これは何を意味するか。

この間を要介護や寝たきりで過ごす期間を意味する。


声楽やボイストレーニングは健康寿命を伸ばし、

介護を要する年齢を先に遠ざけ、

予防医療・未病の役割を担う可能性が期待でき、

これからの人生を心身健やかに導く

健康寿命延伸の可能性があると考えてよいだろう。


1946年世界保健機関(WHO) 憲章で

「Health is (中略) infirmity.」と健康の定義がなされた。

健康とは、

肉体的 精神的 そして社会的に満たされた状態であり、

ただ単に病気を患っていないとか、

心身共に弱っていないということではないと訳される。

病気のあるなしにかかわらず、

心身を健やかに保つ意志の方向付けが重要である。


声楽レッスンが生きがいや生涯学習の意欲へと展開し得るのは、

研究データの解析からも明らかであった。

歌を楽しむ習慣を、暮らしレベルの軌道に乗せることが、

健康長寿を支えるひとつの方法となると考える。


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 最後までお付き合いいただいたあなた、お疲れではございませんでしょうか。少しばかり、クラシック歌唱が健康に良い影響を及ぼすということが なんとなーく おわかりいただたら幸いでございます。ご清読ありがとうございました


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シンプル声楽法


著書は上記のバックグラウンドをもって、こむずかしくせず、やさし~くシンプル~に楽しいレッスンができるよう、メソッドにしたものです。よろしくね、ウフッ(*^_^*)

読売新聞で取り上げていただきました!

下欄に追記あり


「シンプル声楽法」が新聞記事で紹介されました。

読売新聞大阪本社の記者さんは、

本と論文を読み込んで取材してくださいました。

取材時の記事はこちら→新聞取材


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2018年4月15日 日曜 堺・泉州版


出版社さんも紹介してくださってます。

記事はこちら → ペンコム・お知らせ


追記

神戸新聞のウェブ上でも紹介いただきました!

記事はこちら → コラム(出版社社長:増田ゆきみ)


みなさま、ほんとうにありがとうございます♪

声楽の健康効果…

 キーワードに「声楽」とだけ入れてスマホで検索すると、ある時には上位3番目に出てきたのが、私の論文「声楽が及ぼす心身への健康効果 : 65歳未満・前期高齢者・後期高齢者の声楽の取り組み」だ。これは、CiNii論文サイトに掲載されている。「ウソでしょ!」とわが目を疑ったが、自分のスマホだから自分の論文がすぐ出てくるという訳でもないらしい。

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続きがこれ↓


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 大阪音大、そして相愛大学の「声楽専攻」が続いていた。音楽大学より検索順位が高いということは、自慢でも何でもなく、それだけニーズがあったということだ。先行文献を求めたかつての私と同じように、研究者が情報を求めておいでになるのかもしれない。それにしても論文がジワジワと、ネット上に浸透するとは思いもしなかった。一人孤独に論文と挌闘してた時は、「こんなもの誰が読んでくれるんだろう。陽の当たらない論文だってしかたないや…」と覚悟していた。CiNiiの論文サイトに載せて頂くなど永遠になさそうに思っていた。


 みかん先生は、大人のピアノ学習の研究をしておられる。これをベースとした「脳トレ・ピアノレッスン」も絶好調と聞く。これを聞いて、私は自分のことのように嬉しくてしようが無い。ベースとなる、先生の大人のピアノ・生涯学習の論文は、私より一足先に、ネットで立派に公開されている。


 ほんの何年か前、私たちは、研究をスタートしたばかりの駆け出しだった。三上先生はキラキラ輝く先輩だったが。私はというと、テーマさえまだ固まっていない、ただの声楽家だった。


 お店の喧騒の中で話し合ったあの日のことは忘れない。志だけの混沌とした私に、三上先輩は先見の明を持ってくださった。「DIVAさん!この研究は誰もやってない。広く知ってもらえたら最高やん!!」そう言った。


 今や三上先生は、書いた論文という確かなバックボーンを持ち、市からの助成金や後援という公の後ろ盾を得た「音楽祭」を主催しておられる。私も、メソッドをまとめた著書を、日本各地の図書館や書店に著書を置いていただける身となった。


 久しぶりに彼女からいただいた電話では、「DIVAさん、今度、音楽祭(生涯学習のためのピアノ)をするから、対談と演奏をやって!」と依頼があった。海のものとも山のものともつかない研究をスタートさせた日のことを思えば、こんな嬉しいことはない。「喜んで!!」と返事した私だ。


 五里霧中の研究にも、次第に、明確な意味を見い出せる時はやってくる。二人とも、無事、大学院を修了した。本は出版したが鳴かず飛ばずの年月もあった。けれど、私たちの「大人のための音楽習得の方法」という、従来の音楽レッスンや音楽療法と一線を画する論は、次第に世の中にいつの間にか浸透して認められていった。続けるうちに、当初は夢にすら想像できなかったことが実現していることがあるものだ。現状への疑問と、「これをどうにかしたい」と思う動機、そして自分の中に秘めた「確信」で、コツコツ モクモクと進めばどこかにたどり着いているものだ。


 けれど私はまだまだ道半ば…というか、違うステージでのスタート台に立って、またまた歩み始めたばかり。声楽の恩師の嘉納先生がおっしゃっていた。「音楽の道 はるかなり」と。


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シンプル声楽法(←クリックしてね♪)


プロフィール

Diva

Author:Diva
中野陽子

声楽家 ソプラノ歌手
山田耕筰の孫弟子
声楽の健康科学 研究者


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・109才まで現役指導者
 故 嘉納愛子氏に師事


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院[4年制音大]
にて研鑽を積む


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


ハルカスを拠点として、マスメディア・デパート・大学関連講座の講師をつとめています


●読売新聞大阪本社・讀賣TVを運営母体とする文化センター講師


●ハルカス近鉄本店 文化サロン他 講師


●大阪健康福祉短期大学
健福ハルカス大学 講師


声楽を軸に、歌う日々やサンフランシスコ暮らしの懐古をエッセイ風に綴ります。

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