歴史の中の1ページ

母校音大の話が出たところで、もうひとつ…


同窓会のHPを見てたら うわっ!

すごいお写真見つけました!!


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 山田耕筰先生の授業風景(昭和14年)  左から、嘉納鉄夫氏、大野開蔵校長、山田先生なのだそうです。 よく綴っている通り、我が声楽の恩師は、この3月に109歳で天国に召された嘉納愛子先生。生涯を貫く現役の声楽指導者でありました。 先生の夫君は嘉納鉄夫氏。そして先生の声楽の恩師は山田耕筰です。嘉納鉄夫氏は、耕筰の音楽活動を強力にバックアップした方です。


 愛子先生、神さまの御許に帰られて、この写真の方々と再会されて、さぞかしお喜びのことと思います。歴史深い貴重なこの写真の中に、我が声楽のルーツを見た思いがします。この時代に生まれていれば、写真の中の乙女の一人で、直に耕筰先生のご指導を賜っていたかも…。

 

織姫たちの紡ぎ歌

 大阪・奈良・京都のサロンをまわってきました。久しぶりに「青場城恋唄」を歌いました。心が静かに満ちてくる…そんな歌です。越し方の七夕さまや、今年の人生の在り方が、皆の心に去来しました・。・。♪


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 七夕さまあたりで一年の半分が過ぎます。越し方を振り返ると…☆☆☆ 

数年前にホテルのチャペルで、「織姫たちの紡ぎ歌」と題したコンサートをしました→2012年七夕

3年前のハルカス開業時には、この第2回目を、星空に最も近い「天空のハルカス」でしました。この時は、生徒さんでカラーリストの真澄さんがていねいなリポートをしてくださいました→2014年七夕


 今年の七夕さまも、さやかに光る星のような時が過ごせました。サロンのKさんが「絵本の読み語り」をしてくれたのです。サロンのみんなも「たなばたさま」の挿入歌やピアノのBGMで協力したので、ひとつのステキな作品が仕上がりました。


 Kさんは、目の見えない方のための朗読ボランティアをしています。録音したこの作品を使わせて頂いていいですかと申し出てくれました。どうぞどうぞ…!目の見えない方達に喜んで頂けるなら、こんな嬉しいことはありません。サロン生の顔もパッと輝いて、歌声と音楽の波紋が静かに広がってゆきます。


 来年も「織姫たちの紡ぎ歌」を続けよう・。・。・☆

九州豪雨、心よりお見舞い申し上げます

 福岡・大分が豪雨でたいへんな水害に見舞われています。昨夏、熊本の地震のあと、学会で福岡に行ったので身近に感じられ、多くの方々のご無事を祈っています。


 学会では「声楽が心身に及ぼす健康効果」を発表してきました。わたしが声楽と心身の健康について考え始めたのは、阪神淡路大震災がきっかけでした。ガレキに埋もれながら「赤とんぼ」を歌い、自分自身と周囲のものを励まして無事救出された女性がいたことを、新聞記事で知りました。この記事は、「音楽など、震災の朝に配られたおにぎり一個にも及ばない」と無力感を抱いたわたしに、歌が究極の場面において、生命の灯を燈すことさえあることを教えてくれたのでした。

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 濁流にのまれ、バスの屋根で一夜を明かす時に歌われた「上を向いて歩こう」。先の東日本大震災では、避難先の学校の体育館で一夜を明かす折に歌われた「校歌」。またある時は、洪水の際にミッション系の学校で「賛美歌」が歌われたと聞きました。口をついて出る歌声が生命の灯を燈し続けた、このような報道を目にする機会は少なくありません。 


 「赤とんぼ」の作曲者は、我が恩師の恩師『山田耕筰』です。以来、ミッションを感じ、声楽と心身活性(健康効果)を考え続け、昨夏、福岡で学会発表したのでした。


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耕筰先生と嘉納愛子先生


 濁流の映像がテレビ等で流れています。わたしも、タイヤの上くらいまで水に浸かって、命からがら車を運転したことがあります。住んだサンフランシスコの小高い丘の「フォーレストヒル・クリスチャン・ナーサリースクール」に幼い息子を通わせていました。通園には、UCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ医学校)の裏手にある「ラグナホンダ」の道路を通ります。ある日、大雨でそばを流れる細い川が氾濫しました。運転する私は溢れる川の水もいとわず、「バッシャーン」と前行く車の流れについていったのでした。


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 園へのお迎えは、ピックアップと言います。当時2歳の息子をピックアップした若いママを、先生はこう言って送り出してくれました。「ハッピー スイミング♪」・・・この陽気な言葉に勇気づけられ、川の水があふれ出た「ラグナホンダ」の道路を泳ぐ…いえ、運転することができたのでした。無事家にたどり着いてから現在まで、この愉快な言葉を思い出します。大変な状況の中、言葉や歌声が勇気と元気をくれることがあるものなのですね。


乙女時代の進化形…!?

 今年も参加しました、母校のホームカミングデー♪ いつものように、パイプオルガンの荘厳なホールがお出迎え。


 なんと、同級生だった声楽のBさんがいらして近況や音大生だった頃の話がはずみました。学生時代の声楽の成績は超優秀、専攻科に残ったBさんです。今は母校の高校音楽科でソルフェージュを教えているとか。母校で教べんをとるなんてやっぱり優秀!今まで卒業したら上は専攻科しかなかったけれど、平成30年に大学院が新設されるそうです→♪♪♪


 学生のカルテットで、弦楽四重奏曲 第2番イ単調 Op13より第1楽章 (F.メンデルスゾーン:)の演奏がありました。


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 私たちの学生時代は、都心のど真ん中、本町学舎でした。緑いっぱいのキャンパスで学びたかったなあ~。別棟の大教室へ移動して講義を受けました。学生時代よく遊んだから、今はそのリベンジ。どこへ行っても一言も聞きもらさず勉学に励みます。


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 最近、教室の後ろから写真を取るこのパターンが多い。それだけ、勉強してるってことだけど。作曲の先生がブラームスの楽曲の解釈をされました。


 続いて、ジャン!井岡潤子先生が「合唱・声楽」を指導されました。メッチャクチャ パワフルで愉快。合唱「落葉松」(夏に秋の歌ですが)の途中で、以外にも、「もう皆さま、お声は充分バイブレーションされましたから…」という表現を使われました。声が豊かに鳴り出すというくらいの表現でしょうか。合唱にビブラートは厳禁と固く思い込んでたので、目からウロコがポロリ。さすが声楽家です。


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 ランチもいただきました。同窓会、太っ腹~!帰り際、泉貴子 准教授に、私の声楽研究の話を聞いて頂きました。一途でまっすぐなまなざしと、傾聴する謙虚なご姿勢に、「実るほどこうべをたれる稲穂かな」が思われて。東京芸大で博士号をとり、学術情報リポジトリには論文がのっています→♪♪♪ それでいてバリバリの二期会のオペラ歌手、ステージで大活躍です!


 普通、歌えるけれど、研究論文は書けない人の方が圧倒的に多い。要するに、声楽家は(自分も含めてですが)頭がパッパラパ~なのです。しかし、これだけ詳細に研究を論文に書き起こし、大きな舞台もこなすソプラノ歌手は初めて見ました。母校に本当に尊敬できる良い先生が来たと思います。


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シンポジウムは大盛況♪

 先日来 案内していた「大阪教育大学大学院健康科学専攻」のシンポジウムが大入り満員!盛況のうちに幕を閉じました。これを推進された教授陣、パネルデスカッションの修了生、世話役の方々に感謝申し上げます。


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 様々な職種の修了生が集い、内外の学部の学生や興味を持つ方々が参加しました。


 仕事を終えて大学院に駆けつけ、夜遅くまで研究し学び吸収した修了生には、特別の感慨があります。論文を書いて、自分の核を確立した人たちの静かな熱気が、会場に渦巻いているようでした。出席者の背後に広がるバックグラウンドが、出席者の数だけある。ここは、社会人大学院の草分けであり、老舗なのです。


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当日のリポートが同窓会HPに載っています。

先ずは先輩→健康科学専攻同窓会

そして、わたし→自主ゼミ


 社会人大学院に興味抱かれましたら、勇気を持って飛びこまれると良いと思います。泣くくらいしんどかったけれど(実際、何回か泣きました)、修了した後の世界が違って見えてきます。


 さあ!次は、大阪健康福祉短期大学の、ハルカス・キャンパスフロアにおける講座です。チラシ現物は、ハルカス23F「キャンパス交流フロア」や「近鉄サロンロビー」に置いています。関心おありの方は、手にとってご覧下さいね。


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 講座では、オープニングを歌で飾らせて頂く予定です。「Stand alone(坂の上の雲)」の志をもって歌おうと思います。折しも、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の直筆原稿が発見されました。主人公の秋山好古は、大教大の前身である師範学校の出身でした。


Stand  alone♪

ちいさな光が 歩んだ道を照らす

希望のつぼみが  遠くを見つめていた

迷い悩むほど 人は強さを掴むから 夢をみる

凛として旅立つ  一朶の雲を目指し


プロフィール

Diva

Author:Diva
声楽家 ソプラノ歌手
健康科学(歌唱)研究者


大阪教育大学大学院
教育学研究科
健康科学専攻
人間科学コース
発達人間学研究修了
修士(学術)


相愛大学音楽学部
声楽科卒 芸術学士
・山田耕筰の孫弟子
・声楽の恩師は
 109才まで現役指導を
 貫いた(故)嘉納愛子氏


サンフランシスコ
コンサーバトリー
音楽院(4年制音大)
にて研鑽を積む


ハルカス・サロン講師


大阪健康福祉短期大学
アバンスペース
健福興隆ハルカス大学
講座 講師


♪******♪******♪


声楽とは
歌声を楽しむこと

花束の香りを
かぐように息を吸い
花びらの音符を
ちりばめて
歌いましょう♪

クラシック歌唱は
心身を健やかに導く…
そんな研究を
アカデミックに
発信しています

かつて暮らした街
サンフランシスコの
思い出とともに、
歌が紡ぐ日々の暮らしを
エッセイ風に綴ります

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